2025年8月11日~13日、今日は日本の熊本県にある人吉市で『夏目友人帳』の聖地巡礼をします。
『夏目友人帳』の聖地巡礼は結構なボリュームになったので、二本に分けることにしました。この記事では、人吉での『夏目友人帳』聖地巡礼で出会ったさまざまな風景を紹介します。
出発前に自分の名刺を用意しておくといいですよ。後でその理由を説明します。
人吉での聖地巡礼の前に、公式の巡礼アプリ「夏目友人帳×人吉・球磨 デジタルスタンプラリー」をインストールするのがおすすめです。
Android Google Play: https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.zeroten.natsume&hl=ja
iOS App Store: https://apps.apple.com/jp/app/%E5%A4%8F%E7%9B%AE%E5%8F%8B%E4%BA%BA%E5%B8%B3%EF%BD%98%E4%BA%BA%E5%90%89-%E7%90%83%E7%A3%A8/id6471323016
これは地元が提供するスタンプラリーアプリで、GPSが位置を認識するとスタンプを押せます。
一定数集めると特典がもらえるのですが、私が行った時にはもう終了していて、いつ再開するかは未定です。
詳しくは人吉駅の観光案内所で聞いてみてください。
人吉では聖地巡礼タクシーが利用できます。比較的リーズナブルに各スポットを巡れるだけでなく、運転手さんが専属で案内してくれるので、とてもお得です。
唯一の欠点は、各所での滞在時間がそれほど長くないことかもしれません。
タクシーは3日前までに、以下のフォームから申し込めます:
https://tsubame-taxi.co.jp/natsume_plan_form/
注意必ず3日前までに申し込んでください!
人吉駅の観光案内所でも予約できます。繁忙期でなければ当日予約も可能です。

5つのコースから選べますし、運転手さんに完全にお任せすることもできます。運転手さんは思いがけない素敵な場所へ巡礼に連れて行ってくれますよ!
今回私は、運転手さんおすすめのコースで巡礼しました。



今回の聖地巡礼タクシーです。
ニャンコ先生に囲まれる感覚、最高でした!!!!
人気アニメ作品の聖地なら必ず行くべき!
ニャンコ先生がいっぱい!



人吉駅は、これまでの記事でもうおなじみですよね!
タクシー巡礼では、運転手さんがこういった場面の専用ガイディングボードを見せながら、今いるスポットを解説してくれます。
それから、運転手さんはニャンコ先生のネイルアートまでしていたんです!


駅構内です。

青井阿蘇神社は806年に創建され、球磨地方の守護神社として長く崇敬されてきました。現存する社殿群は1610年から1613年にかけて人吉藩主の相良長毎によって建立され、傾斜の強い黒い茅葺屋根と桃山時代の華麗な彫刻や彩色が特徴で、本殿、幣殿、拝殿を一体に繋ぐ独特の建築様式を見せています。2008年には、本殿、廊、幣殿、拝殿、楼門の5棟が日本国宝に指定され、熊本県初の国宝建築であり、日本最南端の国宝でもあります。その価値は、統一感のある高い完成度と、中世球磨地方の独自の工芸と桃山時代の装飾美を融合させた点にあり、近世球磨地方における社寺造営の規範となっています。




ちょうど蓮の花が咲く季節でした。橋の両側の蓮が本当に美しかったです!
また、人吉では野鳥のキジを模した、車輪付きの木製玩具「きじ馬」をよく見かけます。
主に熊本県人吉地方で作られる木工玩具「きじ馬」は、800年以上前、平家の落人とともに球磨に伝わったとされています。きじ馬は野鳥のキジをモチーフに、桐材などで胴体を作り、黄、緑、赤の三色で彩色され、車輪と紐をつけて子供が引いて遊ぶ玩具で、子供の健やかな成長を願う縁起物でもあります。首には「大」の字が描かれ、これは故郷の大文字焼きに由来するそうです。並んで紹介される「花手箱」は、樅、檜、杉材で作られ、白地に赤や緑の椿の花が描かれています。きじ馬と花手箱は、素朴で鮮やかなデザインで代々受け継がれ、人吉球磨を代表する民芸品・お土産となっています。

ちなみに、門の前にあるこの木は、日本の1円玉のモデルになった木です。


松谷棚田は「日本の棚田百選」に選ばれており、標高150mから250mの山腹斜面に、大小不揃いの不整形な田んぼが扇状に広がる壮大な景観です。アニメ『夏目友人帳』や『夏目友人帳 伍』にも登場しました。

運転手さんの話では、水害の後、多くの棚田が荒れてしまい、今は下の部分だけが残っているそうです。本当に残念です。


ここは運転手さんおすすめの隠れた名所です。



作品には登場しない場所ですが、実はニャンコ先生でいっぱいなんです!
特にニャンコ先生の風鈴が、本当に可愛かったです!


大水で流されてしまい、現在も復旧工事中のため、近くで写真を撮ることはできませんでした。




実際には、ここに饅頭屋はありません。運転手さんに聞いたところ、昔もなかったそうです。原作ではこの場所を組み合わせて描かれたんですね。



三日原観音堂は相良三十三観音の第四番札所で、古くから信仰を集める観音堂です。アニメ『夏目友人帳』シリーズでは、「七辻屋」の饅頭屋のモデルとなった場所として登場します。
『夏目友人帳 伍』第2話「いたずらな雨」に登場する橋です。
私が知らなかった、運転手さんおすすめの聖地の一つです。






石碑は原作と少し違いますが、その他の再現度は非常に高いです。


大畑駅は、「スイッチバック」と「ループ」線を併せ持つ秘境駅で、アニメ『夏目友人帳』『夏目友人帳 参』『夏目友人帳 陸』に登場し、さらに「第69回人吉花火大会」コラボポスターの背景/モデル地にもなりました。
駅構内のパノラマです。




細部の写真です。
駅舎内の壁一面に名刺がびっしり貼られているのが見えます。
「ここに名刺を貼ると出世する」という言い伝えがあるため、駅舎には大量の名刺が貼られています。
これが、事前に自分の名刺を用意しておくことをおすすめする理由です。




外観の写真です。
運転手さんが、わざわざニャンコ先生を駅の撮影用ボードに乗せてくれたんです。本当に可愛かったです。


運転手さんが、線路の合流地点は『夏目友人帳 陸』のOPで夏目レイコが登場する場面だと教えてくれました。
多少違いはありますが、運転手さんに言われなければ、私には気づけなかったでしょう。


宮地嶽神社のご利益は、子授け、安産、子育て、家内安全、学業成就、災難除け、開運招福とされています。境内の奥へ進むと、人吉盆地を一望できる絶景スポットがあります。アニメ『夏目友人帳 参』にも登場しました。

後ろの山の景色もとても綺麗でした!


運転手さんが教えてくれた場所で、塔子さんが買い物をするお店です。
もちろん、運転手さんがここを一番におすすめする理由は、中に作品関連の小さな部屋があるからです。



細部の写真です。
ここは運転手さんのおすすめがなければ、おそらく見逃していたでしょう。運転手さん、ありがとうございました!


雨宮神社は熊本県球磨郡相良村にあり、田園風景の中に静かに佇む「雨宮の森」の頂上に位置し、その独特な森の形から「トトロの森」と親しまれています。祭神は天之水分神、国之水分神、久比邪持神、高於加美神、舟玉命で、いずれも水や雨に深く関わる神々であることから、雨宮神社は古来より雨乞いの神社として信仰されてきました。正確な創建年は不明ですが、古くから領主や民衆の崇敬を集め、特に戦国時代の領主・相良為継がここで雨乞いをして雨が降ったという伝説が有名です。参道には江戸時代に村人たちが石を積み上げた112段の石段があり、歴史の重みを感じさせます。神社の裏手には「三産(シャンシャン)くぐり」と呼ばれる巨石の通路があり、これをくぐると「幸せの誕生」「安産」「金運」に恵まれると伝えられ、安産、子授け、金運などのご利益があるとされています。近年では、アニメ『夏目友人帳』のロケ地のインスピレーション源とも考えられ、ファンにとっての聖地となっています。





112段の石段は登るのに結構疲れましたが、感心したのは、運転手さんがご年配なのにこの石段をまったく苦にせず登っていたことです!

道中にはトトロも見られます。


神社の中にはニャンコ先生もいます。

遠景を一枚。


第二期OPに登場するシーンで、国道445号線沿いにある九州産交バスの停留所です。オープニング映像に映るバス停の標識と、その背後にある小さな待合所が、ロケ地の原型となっています。



中の小さな飾りも結構ありますね!
それから、ここにはファン交流ノートがあって、友人帳風なんです!

そばの道路標識にもニャンコ先生がいます!


運転手さんの案内で、夏目たちが通学する道を見つけました。


かつてこの地には刀鍛冶や職人が集まり、刀剣や農具の鍛造が盛んだったことから「鍛冶屋町通り」と名付けられました。この場所は『夏目友人帳 参』や『夏目友人帳×熊本県〈人吉・球磨の優しい時間〉』にも登場します。


田町菅原天満宮の祭神は「学問の神様」として知られる菅原道真公で、古くから学業成就や試験合格の霊験あらたかな場所として地元の人々に親しまれています。この神社はアニメ『続 夏目友人帳』のオープニングにも登場しました。


神社の絵馬には声優さんのサインもあります!



神社の中にはもちろんニャンコ先生もいます!


人吉城跡から人吉を望む。
あっという間に5時間の行程が終わりに近づきました。

今回の5時間にわたる人吉での『夏目友人帳』聖地巡礼は、運転手さんの丁寧な解説とおもてなしのおかげで、作中の主なロケ地をほぼ網羅することができました。駅から神社、山間から田園まで、アニメの優しい場面を追体験すると同時に、人吉という街の独特な歴史と文化にも触れることができました。道中いたるところにあったニャンコ先生の飾りや、ファンが残した足跡、そして地元の人々と作品が織りなす温かさが、この旅を特別なものにしてくれました。




デジタルスタンプが無事に全部集まった瞬間、巡礼の目標を達成しただけでなく、かけがえのない素敵な思い出を手に入れることができました。この旅は、私の心の中で最も優しく、最も癒される夏の思い出の一つになるでしょう。















